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インドの鉄道

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カカルビッタの国境を越えてインドに入るとすぐに鉄道が目に入る。ネパールにはないものである。鉄道を運行できるかどうか(自力でちゃんと運行管理できるかどうか)は、その国の文明開化度および民度の目安になるそうである。鉄道の運行管理は、単に技術的にではなく、総合的に、とても難しいことなのだそうだ。

ダランからカカルビッタ、シリグリを経て、コルコタ着。2

ダランのNava Yugホテルの前の道をバスパークの方へ歩き、四つ角を左に曲がったところの、向かいに警察署がある辺りに、カカルビッタ行きのローカルバスの発着場がある。その近くにはWi-Fiのあるカフェもある。

5月25日午前7時40分頃、カカルビッタ行きのバスに乗り込んだ。ローカルバスはポンコツで、バサンタプル発ダラン行きのバスよりもボロい。乗り心地は悪く、トイレ休憩もない。8時きっかり発。カカルビッタまで200ルピア。

ダラン近辺では外人扱いされることは少なかった。自分と似たような顔立ち、肌色のネパール人は珍しくないし、同じような(センスの)服装をした人も多い。若い女性はカトマンドゥよりおしゃれな人が多いと思う。

11時ちょうどに(きっかり3時間で)カカルビッタに着く。聞いていたより早かった。

バスを降りるとすぐに路上両替屋が寄ってくるが、違法である。ネパールルピーで「大金」を持っていたので、格子のある店を構えている両替屋でインドルピーに両替。レートは固定で、1インドルピアが1.6ネパールルピアだが、0.04コミッションが付いて、買いレート1インドルピア=1.64ネパールルピアだった。

両替屋の隣に前記事のバウンの旅行代理店があり、シリグリ発コルコタ行きのノンエアコン「デラックス」バスのチケットを買う。インドルピアで700ルピー。前記事に書いた通り、シリグリまで同行してもらう。

シリグリの旅行代理店の前がコルコタ行きバスの発着場で、旅行代理店の前で自分の荷物の番をしながら、7時半まで待たなければならなかった。

カカルビッタからインド側に入って目についたのは、マオイストの存在感。ネパールではすっかり影が薄くなったが、インド側では健在のようである。ハンマーと鎌の赤旗があちこちにあり、「CPI(M)」(インド共産党毛沢東主義派)という文字も目につく。

もう一つ新鮮だったのは、鉄道があったこと。国境を越えるとすぐに鉄道がある。ネパールにはないものである。

インドのチヤ(チャイ。シリグリではチヤで通用した)の量の少なさと高さと不味さにも驚いた。高さ3センチぐらいのプラスチックの使い捨てカップで1杯5インドルピアもする。まずい。売り物とは思えないものだった。チヤはバサンタプルが美味い。特にマデシの菓子屋のチヤ。

ムスリム女性の姿も久しぶりに見かける。

シリグリの空気は悪くなかった。すでにベンガル気候なのか、地面は汚いが、空気はネパールのように埃っぽくはない。

ダランからカカルビッタ、シリグリを経て、コルコタ着。1

シリグリからコルコタまでの夜行バスが大変だった。カカルビッタで買ったシリグリ発コルコタ行きのノンエアコン夜行「デラックス」バス(Green Line)で、所要15時間。夜は肌寒いくらいでエアコンは要らないが、デラックスとは言い難い座り心地。ローカルバスに毛が生えたようなポンコツだった(外から見ると結構立派に見える)。A1という特等席にしてもらったが(隣席はない)、足は伸ばせない。リクライニングシートだが、十分に倒したら後ろの席の人が潰れてしまうので、押し返されて倒せない。首もたせも十分でなく首が痛くなった。3回ぐらい休憩があった。

2階席にベッドシートがあったが、バサンタプルで聞いた限りでは評判が良くなかった。カカルビッタの旅行代理店でも勧められなかった(満席だったのかもしれない)。

カカルビッタの旅行代理店は、外部スタッフらしいインド人が国境越え(ネパールのイミグレからインドのイミグレまで距離があるのでリクシャが必要)、国境からシリグリまでのローカルバスに同行し、代金も請求しなかった。すべて込みで、コルコタまで700インドルピア。シリグリからコルコタまでのバス代金は500ルピアとチケットにあったから、シリグリまでの付き添いを考えれば妥当な代金だろう。シリグリまでのローカルバス所要時間は1時間半くらいだった。

カカルビッタの旅行代理店はSharmaとあったからバウンだ。そこの息子らしい若造は、非常に態度が横柄で、ネパールのバウン特有の人を馬鹿にしきった態度が顕著だった。しかし、シリグリまで付き添ってくれたウッタルプラデシュ出身のインド人の男は感じの良い人だった。

5月25日午後7時半にシリグリを出発して26日午前10時半にコルコタのバスパーク着。声をかけてきたタクシー運転手にすべて任せて、ホテルの部屋を探してもらい、言い値で払う。タクシー代150インドルピア。開いている部屋がなかなか見つからないようで、あちこち電話をかけていた。コルコタ出身のベンガル人だった。New City Hotelというところに、物置のような天井の低い部屋(トイレ、シャワー、電気、テレビ付)を見つけてくれたので、そこに入る。990インドルピアだとか。周囲はスラム街っぽい。フロントでWi-Fiが使える。

地図もガイドブックもないので、ここがどこなのか見当もつかない。Googleマップは通信環境が悪いと使い物にならない。