Category Archives: アジア

排水口に「黒い髪」が詰まっていて不快。

Wheelersゲストハウスのネットのクチコミにあった外国人のコメント。ブロンドの髪だったら良かったのかもしれないが、排水口の「黒い髪」が気持ち悪かったようである。

ローカル客すなわちアジア人客が宿泊すること自体、欧米人にとっては減点要因。

欧米人は、旅先などで、アジア人が自分たちと対等な客として存在していること自体を嫌がる。つまり、同じ所にアジア人客が来ること自体を嫌う。だから、ヨーロッパの上品な外食店では、アジア人客をウィンドウ側には座らせない。目立たない奥の席に誘導する。

三島由紀夫の「暁の寺」にインドのホテルでの主人公の差別体験がちょっとだけ触れられているが、「どうでも良いこと」として片付けられている。三島由紀夫はこの問題から明らかに逃げている。国際的な視野をもとうとせずに、精神的鎖国主義に向かい、結局は醜く自滅することになる彼の限界がここにうかがえる。三島由紀夫よりガクトさんのほうが数段革命的だということだ。

白人効果

先日、バサンタプルに一人旅の白人女性がやってきた。インドのマルチプルビザを持っているようで、カカルビッタからネパールに入国し、この付近(ミルケ – ジャルジャレ丘陵地帯)をトレッキングして、またインドに戻るようだった。

私が最初にその女性を見たのは、月曜日の朝、Yakホテルのレセプションでだった。私はYakホテルには泊まっていないが、毎朝ダヒを食べに来る。トレッキングでタプレジュンまで行きたいがどんなルートを取るのが良いか、Yakホテルのスタッフに聞いているようだった。しかし、Yakホテルには英語が話せる人間が何人かいるし、(バカ)息子も英語自体はよく話せるが、要領を得ない。彼女を満足させるような回答ができないようだった。

途上国では、英語自体はペラペラとよく話せるが、論理的思考力が欠けているため、相手が一番言いたいこと、聞きたいこと、知りたいこと、を把握できなかったり、微妙な違いや込み入った事情の要点を簡潔に表現できなかったり、あるいは、(小学校で図工や家庭科の授業を十分に受けていないせいか)空間把握能力や概括能力が欠けていて、地図(概念図)が描けなかったり図説できなかったりする人が多い。

私は基本的に、白人には近寄らない。困っている白人がいても無視する、というのを旅の原則にしているが、その女性には白人にありがちな攻撃的な雰囲気はなく、穏やかな目をしていたので、その場でタプレジュンまでの概念図を描いてやり、お勧めのトレッキングルートと英語が通じるロッジのある宿場町やおおよその所要時間などを説明してやった。その場はそれだけだった。

彼女は非常に背が高かったがスペイン人で、後にネパール人の不躾な質問でわかったことだが、37歳ということだった。しかし28歳ぐらいに見えた。仕事は英西翻訳で、今はヨガのインストラクターを目指しているとか。コロンビアに6年間住んだことがあるが「ぜんぜん安全」で、喉にナイフを突きつけられたこともあるが、カネを渡したら行ってくれたとか。いくら渡したのかと聞くと「持っていたカネ全部」だというが、平気だったそうである。

その後、バサンタプルは小さな町なので、街なかで彼女と出会った。私はバサンタプルの「プロ」のようなつもりになっていたし、彼女に良い印象をもったので、この近辺をガイドしてやろうと申し出た。彼女も快く受けてくれた。バサンタプル全域が見渡せる丘に登った。ジャングルで野苺や食べられる草花を教えてやろうと思ったが、霧が出てきたので引き返すことにした。彼女が、ダルバートを食べたいがYakホテルは高いというので、もうダルバートの時間ではなかったが、まだダルバートをやっているローカル店を見つけて、そこに押し込んで別れた。

次に彼女に会ったのは、夕方、Yakホテルの前のベンチに座っていた時だった。彼女がやってきてミルクティーを飲みたいというので、行きつけのローカル茶屋に連れて行ってやった。

それからが大騒ぎだった。チェトリの女主人は、英語は全く話せないが、おおはりきりで、私に通訳させてあれこれと話かける。特別甘いミルクティーを出してくれた(甘い方が良いという感覚)。雷雨になってきたのに、近所の人が寄ってきて彼女の髪を触ったりする。小一時間その茶屋で雨宿りをした後、Yakホテルに戻ると、英語を話せるネパール人客たちが不躾な質問の集中砲火を浴びせてくる。歳はいくつなのか、結婚しているのか、「友達」はいないのか(ここでは一人旅自体が珍しく、女の一人旅は非常に不自然に見られる)、など。

彼女は翌朝早くグファポカリ方面に歩いて行ったが、朝食は昨日の茶屋で取ったらしい。

その日から私はすっかり彼女の「友達」ということになってしまい、「マダム」の電話番号は知っているかとか、バサンタプルにはまた来るのかとか、あれこれ聞かれるようになった。それまで私を舐めきった態度を取っていた者が、「一目置く」ようになったように思わざるを得ないこともあった。私が日本人で彼女はスペイン人とわかっているのに、「国は同じなのか」という錯乱した質問を真顔でする者もいた。

アジアに「白人効果」というべきものが存在することは確かである。

バサンタプルにも、私より英語を「ペラペラ」と話せる者はたくさんいるが、彼女と「普通の会話」ができ、彼女の要求を理解できたのは、私だけだったようである。

インドネシア、出稼ぎメイドの斬首刑でサウジに抗議

サウジアラビア―変わりゆく石油王国 (岩波新書 新赤版 (964))

親日指数世界一の国! インドネシアで快適に滞在するにはコツがある (B&Tブックス)

サウジ男がインドネシア人メイドを強姦するのは毎日のこと。サウジ男がメイドを殴り殺しても無罪だろう。妻を殴り殺した男が、裁判で平然と「教育のためにやった」と弁明して通る国。サウジほど悪党な国も世の中に少ないと思う。

マレーシアでもサウジから来ている観光客のマナーは非常に悪い。マレー役人は白人にも媚びるが、当然のようにサウジ人に媚びる。私は、KLCCでサウジ男にいちゃもんを付けられてトラブルになったことがあるが、私だけ犯罪者扱いされ、地下の「万引き懲らしめ室」に連行された。それ以上のことはなかったが、万引き懲らしめ室では、万引き犯が被害者に跪いて足に接吻したりして謝っていた。そういう地下室に連行された。単なる口喧嘩だが、サウジ人の方は最初からお咎め無し。私だけ犯人扱いだった。サウジ女も非常にたちが悪い。マクドナルドやケンタッキーで横入りというより、最前列に割り込むのは当たり前。それがサウジのルールらしい。マレー人もそれを許容している。

白人も列への割り込みをやるが「良くないことだが、俺は白人だから許される」という意識でやっている。サウジアラビア人の場合は「割り込みは良くないこと」だとまったく思っていない。どちらがいいとも言いがたいが。とりあえず、スンニ派はクズ。

インドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ(Susilo Bambang Yudhoyono)大統領は23日、サウジアラビアで雇い主を殺害したとして有罪となったインドネシア人メイド(54)が斬首刑に処せられたことについて、サウジ政府が国際関係上の「規範と礼儀」を破ったと国民に向けたテレビ演説で非難し、「最大限の抗議」を行うと述べた。

via インドネシア、出稼ぎメイドの斬首刑でサウジに抗議 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News.

ユニクロ下請け工場「罰金で労働者を管理していた」香港NGOが調査結果を発表 – BIGLOBEニュース

ユニクロなど安易に買うべきではないな。

報告書によると、両工場では「罰金」によって労働者を管理していたという。広州市南沙区の工場では58種類の処罰規定があり、そのうち41は「罰金制度」を含んでいた。両工場で働く労働者の平均月収は2500〜4000人民元(1人民元は約19円)だが、たとえば南沙区の工場では「生地を間違えると50人民元の罰金」などと決まっていたという。

また、東莞市の工場でも、「8分遅刻したら2時間分の給料が差し引かれる」というようなケースがあり、ほかにも問題によって50〜500人民元の罰金があったという。ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士は「中国では労働者から罰金を取ることが禁止されており、明らかに法律に反している」と強調した。

労働環境も過酷だと報告されている。たとえば南沙区の工場にはエアコンがなく、夏期だと約38度にも達することもあった。工場内があまりにも暑いので、ほとんどの男性が上半身裸で作業しており、防御のための手袋もはめられない状態だったという。聞き取り調査では、労働者から「あまりの暑さに失神する者もいる」「まるで地獄のようだ」という声も出ていたそうだ。

via ユニクロ下請け工場「罰金で労働者を管理していた」香港NGOが調査結果を発表 – BIGLOBEニュース.

日本人女子学生がインドで暴行され、男5人が逮捕される

海外メディアの3日付報道によると、インドでこの年末、日本人女子学生(23)が1ヶ月にわたり監禁され、性的暴行を受け続けていたとして、インド人男性5人が逮捕されるという事件が起きたという。

コルカタの警察側によると、彼らは1人でインドを訪れた日本人女性を狙った。2014年11月23日からの1ヶ月間に、この女性は少なくとも2ヶ所で暴行をうけたという。

コルカタ警察署の高級警官によると、容疑者5人の中の2人は兄弟だ。彼らはガイドを装ってこの女性に声をかけたという。彼女はコルカタに到着したばかりであり、外国人観光客に好まれているホテルに泊まっていた。

同氏によると、1人の容疑者は日本語がぺらぺらだった。彼らは「私たちはガイドだから、観光案内してあげるよ」と親切に近づいたそうだ。

via 日本人女子学生がインドで暴行され、男5人が逮捕される | 新華ニュース 中国ビジネス情報.

昔、10年位前にタイで出会った若い日本人女性は、自称「処女」だったけど、見るからに太ってて、ウソとは思えなかったが、「万一レイプされるとき」に備えてコンドーム持参して歩いていた。レイプされそうになったら「これつけて」と頼むつもりだと。

馬鹿じゃないのと思ったけど。

ほぼ見境なくレイプしようという体勢に入っている男が、そんなどうでもいいことを聞いてくれると思うのか。外国人旅行者をレイプする男は、相手が妊娠しようがしまいが関係ないので、問題は性病だが、「こいつ性病もちかもしれないからゴムつけて犯そう」とか強姦直前に考える男は、いるとしても日本人以外にはいないのではないか。

ザ・レイプ・オブ・南京―第二次世界大戦の忘れられたホロコースト

池田信夫 blog : あの戦争は「15年戦争」ではない #天皇

さすがは池田信夫氏。わかっていらっしゃる。

天皇が年頭所感で満州事変に言及したことが話題になっているが、原文は次の通り:

本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています。

これは太平洋戦争だけでなく、1931年以降の「15年戦争」全体を考えるべきだという意味だろうが、このように30年代以降の戦争を一まとめにするのは間違いのもとだ。そもそも1931年9月18日に始まった満州事変から1945年8月15日までは14年足らずであり、15年戦争という名前がおかしい。

via 池田信夫 blog : あの戦争は「15年戦争」ではない.
 

私の指摘も一応見てください。
天皇明仁の欺瞞 「十五年戦争」論
https://kuantan2007.wordpress.com/2015/01/03/tenno-15nen-sensou/

天皇が今回明らかに提示した「15年戦争」とは、どういう背景をもつ概念であるか、「ユダ金」をふりまわすような「天皇崇拝愛国左派」は知ったほうが良い。

昭和天皇の十五年戦争
天皇親率の軍隊、統帥権の独立、天皇の軍事的教養に着目しつつ、戦争指導の実際を精細に追究して、中国侵略を容認し対米開戦を決断した政治指導者・軍事指導者としての昭和天皇像を明快に描く。