Telegramを無料のクラウドサービスとして使う方法 

Telegram( telegram.org )のアカウントは持っているが、使っていない、という人も案外多いのではないでしょうか。日本では通信アプリはLINEが圧倒的に人気のようで、友達にTelegramを使う人がいなければ、使わないということになるでしょう。

しかし、それはもったいないです。

Telegramと他のサービスとの違いは、抜群の速さ、悪環境への耐性、利用者のプライバシー保護に対する徹底した姿勢などに加えて、気前のよさ、惜しみのないポリシーにあります。LINEは使ったことがないのでどうかわかりませんが、WhatsAppやSignalには、Telegramの「自分とのチャット」のようなサービスは、公式にはありません。これに対してTelegramは、Youチャット(自分とのチャット)を”Storage Chat”などと呼んで公式に容認しています。友達とのチャットはYouチャットに転送して保存しようとか、Youチャットを下書きに使って本番チャットに転送しようとか書いてあります。(Secret Chatだけは転送できません)。

つまり、Telegramは、無料のクラウドストーリッジとして利用しても良い、というのが、Telegram側が決めているルールなのです。

だから、「You」チャットに何でも上げていけばよいのです。テキストは勿論、写真、動画、音声、その他のファイルなど何でも上げられます。容量の定めも特にないようです。無料容量に限度があってそれ以上は有料になるというよくあるシステムは、Telegramの規約のどこを読んでも書いてありません。Telegramには、利用者から金を取るという魂胆が存在しないようであり、広告もありません。

ただ、Youチャットにも問題があります。一個のチャットに色々なものを置いていくと整理がつかなくなります。Telegramは今のところ内部検索が弱く、チャットにタグもつけられません。検索に関しては、Googleは勿論、Evernoteにも劣ります。

だから、Telegramを倉庫として使うためには、複数の非公開チャットを作って、放り込むものを分類整理する必要があります。

これも簡単に出来ます。1つは「プライベートチャンネル」を作り、メンバーを招待せず自分にしか見られなくしておくというやり方です。チャンネルというのは、そもそも複数の友達に一斉に同じ情報を送る手段ですが、Telegramの場合は自分だけへの「ブロードキャスト」も認められています。私も作っていますが、ちょっと不安なのは、自分しか見ていないはずなのに複数の人が見た形跡があることです。時間が経つほど閲覧者数が増えてきます。おそらく生身の人間でなく、クローラがいるか、IPアドレスが変わるとカウントされるとかだと思います。2つ目は、もっと安心なやり方で、「プライベートグループ」を作るという方法です。これは、最初は誰か友達を入れる必要がありますが、グループが成立した直後にその人を追い出して(removeまたはblockして)自分一人になることができます。Telegramのグループは、メンバーが自分しかいなくてもGroupとして存続します。勿論そのチャットの内容は、現在メンバーである自分にしか見えません。グループを作るときにメンバーにするのは赤の他人で十分です。検索で出てきた人を一方的に加えることができます。招待や受諾と言った手続きはありません。グループができたらすぐにリムーブします。心配ならブロックしてしまえば後腐れなしです。

このようにして、プライベートグループやプライベートチャンネルをいくつか作って、Youと並べてピンで留めておき、ここはテキスト、ここは日記、ここは写真と動画、ここはその他のファイル、というように決めて整理すれば、かなり使えるようになります。検索も出来ないわけではないので、キーワードをつけておくことは有用です。特に写真や動画やファイルにはeditでキャプションをつけておくとなんとか検索できるようになります。

なお、IFTTTとチャットを接続するためには、チャンネルやグループを一旦はPublicにする必要があります。接続できてからすぐにPrivateに戻しても、(なぜか)IFTTTは機能し続けます。グループをPublicにするには、Supergroupにしてリンクを取る必要がありますが、これも簡単です。メンバー自分一人のグループでもボタン1つでスーパーグループになれます。

IFTTTとチャットを接続すると、例えば、あるチャットまたはチャンネルに投稿したテキストや写真を、Google DriveやEvernoteに自動的にバックアップするとか、自動的に自分にメールしてくれるとか、あるいは私が今やっているようにブログやSNSに自動投稿するとか、色々なことができるようになります。Gmailの受信内容をごっそり特定のチャットに送ってもらうことも出来ます。TwitterやRedditを特定のキーワードで検索した結果や、特定ユーザーのツイートを、そのまま送ってくれるように設定することもできます。Twitterを見なくてもよくなります。スマホでとった写真すべてを自動的に特定のチャットにバックアップするように設定することもできます。

IFTTTとの接続手続も簡単です。チャンネルやグループ(スーパーグループ)をいったんPublicにして、Telegramの中にいる「IFTTTbot」を検索で捕まえてきて友達にし、そのチャットのAdministratorに加えます。次にそのチャット(チャンネルやグレープ)のリンクをコピーしてIFTTTとのチャットに打ち込むだけで完了です。必要なら、接続完了後にそのチャットをPrivateに戻します。Privateに戻しても、IFTTTとの接続は機能し続けます。

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